水素でいける世界線

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/carbon_recycling.html

本日担当の櫻井です。
脱炭素への取り組みもあり、戦争もあり、
世界的にサプライチェーンがごちゃごちゃしていて
最近、不安定になってきましたね。

住宅のあり方も変わっていくのでしょうか?
脱炭素となるCO2を出さないということになりますが、
真っ先に思い浮かんだことは「ガスを使わない」ということです。
プロパンガスも都市ガスも元を辿れば
限りある資源の液化石油ガスや液化天然ガスを
使っています。
がっつり炭素に当てはまりますし、
産油国での採掘から一般家庭でガスを
使うまでの輸送などでも環境に負荷がかかっていそうです。

お湯を沸かしたり、コンロで調理する時に
ガスを使う住宅はネットで検索した限りだと
日本では9割くらいあるようです。

その前提をもとに、
まずは一般家庭の住宅で使用するレベルで
脱炭素のためににやる(やれる)べきことは何でしょうか?


「ガスを使う際に環境を汚さないこと」
「ガスではない方法で給湯させる方法を考える」
この2パターンがありそうです。

ガスを使う場合は、
現在ではエネファームとかエコジョーズなどで
効率化させてCO2の排出を抑える、といったものがあります。
脱炭素(環境負荷をゼロ)を実現には
さらなる進化が求められているようです。

https://panasonic.biz/appliance/FC/enefarm/about_fuelcells.html


その一方、ガスを使わない方法としては、
水素を使うというものがあるようです。
中学の時に理科の先生が
石油は埋蔵量に限りがあるから、
自動車は電気自動車か燃料電池自動車になるよ。
と言っていたのを思い出しました。

ちなみに、燃料電池は水素と酸素を反応させ、
その際に電力を発生させるもので、
出来るのは水(H2O)のみで環境フリーです。

調べてみると、
福岡の北九州で10年ほど前に
一般家庭で水素を活用する
社会実験がされているようでした。

https://blog.encl.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/023_04_00.pdf

水素を各家庭に都市ガスのように配管で張り巡らせて供給して、
水素を使って、電気や熱を使えるように出来るのか、といった感じです。

活用例を予想してみると、
水素をプロパンボンベのように各家庭に設置して、
それを元に家庭用燃料電池で電気を作る。
蓄電池を使って安定的にし、照明や給湯、冷暖房を
クリーンに使い続けられる、ということもできそうですね。

ただ、ガスと同様に警報機などで
安全性の対策が必要なので導入のハードルは高そうですね。。。


今は経済的な都市ガス物件が好まれますが、
国際的な流れで国の支援であったり、
トレンドや価値観が変わる可能性もあります。

ちなみに数年前から、
断熱・省エネ・創エネ(太陽光発電など)で
年間の冷暖房,給湯,照明などの消費をゼロにできる物件を
ZEH住宅として国の後押しはされています。


特色のあるエコなまちづくりを
行なっているエリアであったり、
家賃や立地よりも環境負荷のかからない
ライフラインの揃っている物件が人気になる
世界線wもありそうですね。

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